Rocking Star Yash ヤシュ
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全ては俺の力で、奪い取る!
『RRR』を超えるインドNo.1大ヒット!
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      ヤシュ/シュリーニディ・シェッティ/ラヴィーナー・タンダン/アナント・ナーグ(Chapter1)/サンジャイ・ダット(Chapter2)
      監督・脚本:プラシャーント・ニール/撮影:ブヴァン・ゴウダ/音楽:ラヴィ・バスルール
      『K.G.F:CHAPTER1』2018年/154分&『K.G.F:CHAPTER2』2022/166分 レイティング:G
      インド/カンナダ語/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:池亀彩/配給:ツイン
7月14日(金)より新宿バルト9ほか 緊急公開決定!!
Filmarks初日満足度 第1位!

Theater 劇場情報

Trailer

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『RRR』を超えた空前絶後の大ヒット!これがインド映画の最終兵器だ!!

Introduction

ヒンディー語の「ボリウッド」、テルグ語の「トリウッド」、タミル語の「コリウッド」などと称されるほど映画産業が盛んな国インド。そんなインド映画界から新たな傑作が上陸する!「サンダルウッド」と呼ばれるカンナダ語の映画だ。

インド全域で大ヒットする作品がなかったが、2018年に『K.G.F:CHAPTER 1』が公開されると全国的に人気爆発!発禁処分となったある書物を巡る思わせぶりなイントロから始まる、「K.G.F」こと「コーラーラ金鉱地区」と主人公ロッキーの物語だ。サンダルウッドのスーパースター・ヤシュ扮する長髪で髭面のロッキーが、マフィアたちを凄まじい破壊力でせん滅し、観客を興奮の渦に巻き込んだ!更に2022年に公開された続編『K.G.F:CHAPTER 2』は、あの『RRR』を抜きインド国内で興収No.1、世界興収でも上回る快挙を成し遂げた。

世界中で一大ムーブメントを引き起こした超話題作『K.G.F:CHAPTER 1 & CHAPTER 2』が日本で2作品一挙公開決定!!

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Story

CHAPTER1 最強のマフィアに成り上がる!

1951年、スーリヤワルダンはコーラーラ近郊で金鉱(KGF)を発見。全てを一族で管理して巨万の富を築くいっぽうで、労働者は外部から遮断され奴隷のように働かされていた。

同じ年にスラム街でひとりの少年が生まれる。少年は唯一の身内であった母を10歳のときに亡くし、生き残るためにマフィアの下で働き始める。ロッキーと名乗った少年は、マフィアの世界でのし上がっていく。やがて最強のマフィアとなったロッキーは、ボスからKGFの支配者であるスーリヤワルダンの息子を暗殺するよう指令を受けるのだが…。

CHAPTER2 全ては俺が奪い取る! 

KGFを支配下に置いたロッキーは、新たな金鉱を発見し事業を拡大していく。しかし一方で、死んだと思われていたスーリヤワルダンの弟アディーラが現れ、KGF奪還を目指し勢力を束ねていた。そしてロッキーの唯一の弱点である恋人リナをさらい人質とする。リナ救出に向かったロッキーは、アディーラに撃たれ瀕死の重傷を負う。そしてアディーラは金輸出を妨害してKGFを孤立させ、ロッキーの同盟者をせん滅していく。

最大の敵に窮地に追い込まれたロッキー…果たして彼はKGFを守り、生き残ることができるのか!?

人物相関図 Relationship Chart

※拡大してご覧ください

イラスト:moto

Cast

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ロッキー

本名はラジャ・クリシュナッパ・ベーリア。10歳前後で孤児となり、ギャングへの道を歩み出す。母が遺言した富と権力の獲得のためには手段を選ばないが、子供を連れた母親にだけは優しい。

played by ヤシュ

1986年、カルナータカ州ハーサン県で生まれ、マイソール(現マイスール)で育つ。父は路線バスの運転手で、映画界へのコネは一切なかった。本名はナヴィーン・クマール・ガウダ、占星術上の観点からヤシュワントという別名も授かる。

映画人となることへの憧れは幼少期よりあり、2003年に16歳で、目標に向け単身バンガロール(現ベンガルール)に移り住む。大学に通いながら劇団の裏方になり、そこから代役俳優、主演俳優となる。2004年にはテレビドラマに出演を始める。テレビで顔が知られるようになると映画出演のオファーも来るようになったが、脚本の提示を要求したため「生意気な新人」と見なされ幾つもの仕事を逃したという。

熟年女優プリヤ・ハーサンが監督・主演する『Jambhada Hudugi』(2007、未)で映画デビュー。小柄で優し気な青年としてヒロインの引き立て役に徹した。続く『Moggina Manasu』(2008、未)も4人の女優が中心のガールズ・ムービーで、後半から登場する「王子様」的役柄。初主演の『Rocky』(2008、未)は興行的には成功しなかったが、「ロッキング・スター」という冠タイトルや、『K.G.F』での役名もここから来たものと推測される。

このようにデビューから10年間は、多少の例外はあるものの、「ハンサムでソフトな好青年」のイメージで、ロマンスやコメディー映画を中心に出演し、同世代の若者たちの間で人気を得るようになっていった。特に『Drama』(2012、未)、『Googly』(2013、未)、『Mr. and Mrs. Ramachari』(2014、未)では、興行的成功と批評家からの高評価の両方を勝ち得た。

2010年代の中盤には、どんな作品であれ出演作のヒットが確実視されるようになり、カンナダ語映画界でトップの位置を占めるスディープ、ダルシャン、プニート・ラージクマール(故人)に迫る、もっとも勢いのあるスターとなる。そして、マッチョな魅力を全面に押し出したマルチリンガル映画『K.G.F』二部作の成功により、上記の3人を追い越すかたちで、全インドに顔が知られるスターとなった。

テレビ時代から何度か共演している女優のラーディカー・パンディットと2016年に結婚した。

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リナ・デサイ

バンガロールのギャング、ラージェーンドラ・デーサーイの甘やかされた娘。勝ち気で派手好きでわがまま放題に遊びまわる。ロッキーに一目惚れされ、やがてロッキーを愛するようになる。

played by シュリーニディ・シェッティ

1992年、カルナータカ州マンガロール(現マンガルール)の郊外で生まれる。マンガロール市で学んだ後に、バンガロール(現ベンガルール)の大学に移り、電子工学で学位を取得する。2012年から2016年にかけて各種のミスコンに出場して上位に入賞する。拠点をマハーラーシュトラ州ムンバイに移し、モデルとしても活動する。

女優としてのデビューは『K.G.F: CHAPTER 1』(2018)で、続く『K.G.F: CHAPTER 2』(2022)での演技が評価される。その他の出演作にヴィクラム主演のタミル語映画『Cobra』(2022、未)がある。

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アディーラ

KGFの創設者スーリヤワルダンの弟。金が発見されたのち、KGFを要塞化するために働いた。後継者の地位を巡り甥のガルダと対立し、ガルダによって爆殺されたと思われていた。

played by サンジャイ・ダット

1959年にボンベイ州ボンベイ(現マハーラーシュトラ州ムンバイ)市に生まれる。父母はヒンディー語映画界のスターであるスニール・ダットとナルギス。『Rocky』(1981、未)でデビュー。『Naam』(1986、未)の成功でスターダムに昇る。

恵まれた生まれながら平坦ではなかったその人生行路は、自身の愛称をそのままタイトルにした『SANJU/サンジュ』(2018)に詳しい。トップスターだが凄味のある容貌を活かした重量級の悪役演技も。

日本で上映された出演作は『サージャン/愛しい人』(1991)、『火の道』(2012)など。

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ラミカ・セン

インド共和国首相。外交・内政どちらにおいても強硬な政策を押し進める鉄の女。国家内の国家としてのKGFの存在を絶対に認めず、粉砕し、あらゆる記録を洗い流そうとする。

played by ラヴィーナー・タンダン

1972年、マハーラーシュトラ州ボンベイ(現ムンバイ)に生まれる。父は映画監督のラヴィ・タンダン。デビュー作『Patthar Ke Phool』(1991、未)で順調なスタートを切り、1990年代半ばにはヒンディー語映画界で引っ張りだこのヒロインとなり、サンジャイ・ダット、アジャイ・デーヴガンなどのスターと何度も共演。

日本で公開された作品に『歌う色男、愛・ラブ・パラダイス』(1998)があるが、初のカンナダ語出演作『ウペンドラ』(1999)もインパクトが大きい。『Daman』(2001、未)で国家映画賞主演女優賞を獲得。

Staff

監督・脚本:プラシャーント・ニール

1980年カルナータカ州バンガロール(現ベンガルール)に生まれる(異説あり)。本名はプラシャーント・ニーラカンタプラム。両親はアーンドラ・プラデーシュ州西部アナンタプラム県に生まれたテルグ人。父スバーシュは、バンガロールでかつて映画人のたまり場だった旧ハイランズ・ホテルや、現在も営業しているモーティー・マハル・ホテルのオーナー。

プラシャーントは大学で経営学を学んだが、MBAのコースは途中で頓挫した。17歳の頃から密かに映像作家を志望していたので、映像制作のコースも受講した。幼時にはハリウッド映画を盛んに観ていたが、その後1970年代のヒンディー語アクション映画に魅せられるようになる。特にアミターブ・バッチャンが「怒れる若者」を演じた作品群、中でも『炎』(1975)に強い影響を受けたと語っている。

彼はまず最初に、妹のヴィディヤーが恋愛結婚した相手で、当時カンナダ語映画界の新進スターだったシュリームラリを主役に想定した脚本を書いたが、助監督などの現場経験がなかったため、その企画は実現に漕ぎつけられなかった。その後、兄のプラディープと共に製作会社Inkfinite Picturesを立ち上げ、再びシュリームラリをヒーローにしたアクション映画『Ugramm』(2014、未)によって監督としてデビュー。2006年ごろから脚本を温めつづけ、2010年に撮影に入り、4年後にやっと公開となった同作は大ヒットして、一躍カンナダ語ニューウェーブ映画のトップランナーの一人と見なされるようになる。

4年後に発表した『K.G.F: CHAPTER 1』(2018)は製作費と興行収入のどちらもが歴代のカンナダ語映画のトップとなっただけではなく、5言語がほぼ同時に公開され、カンナダ語映画史上最大のマルチリンガル作品となった。さらにスケールアップした『K.G.F: CHAPTER 2』(2022)は、前作を上回る大ヒットで、社会現象とまでいえるほどのインパクトをインド全体の興行界に与えた。

『K.G.F: CHAPTER 3』の製作も一時期取りざたされていたが、現在のところ準備中なのは、『バーフバリ』二部作のスターであるプラバースと組んだ『Salaar』で、2023年の後半に公開の予定。